arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

知的生命体に笑われる

昨夜は、満月であった。
雲の合間から顔を出した『中秋の名月』をスマホで撮影してSNSにアップしたりして楽しんだ。
月から少し離れたところに、ひときわ輝く星があり、ここ数日間は月に土星木星が接近するという記事を思い出し、この星も撮影。
画像に微かに環らしきものが?
気のせいか?と思いつつも、自分の中ではかなりの確率で土星だと決めつけた。
そう思って画像を見ると、衛星らしきものも一つ。
タイタンか?
そんな空想にふけりながら時間が過ぎていった。



一夜明け、今朝のニュースは、毎日報道されている国葬問題や、旧統一教会問題、それにウクライナ情勢。
昨夜の宇宙のロマンから、一気に現実に引き戻された。
テレビには、ウクライナ軍が反撃攻勢にでて、ロシア軍から支配地域を奪還した映像が流れている。
ウクライナの兵士が、ロシア軍の旗を降ろしている。
その周りは、破壊しつくされた瓦礫の山である。

日本には『国破れて山河あり』ということばがある。
戦いに敗れ、人がいなくなり山や川だけの風景が思い浮かぶ言葉であるが、ウクライナのニュース映像は、国は敗れなくても山河だけになってしまうのが戦争であると痛感する。

『命あっての物種』という言葉もあるが、いくら戦って国土を死守しても、その国土を再建するのは人であり、再建の種を蒔く人まで居なくなっては話にならない。

戦争は悲惨であり、一刻も早く終わらせないといけない。
太平洋戦争を早く終わらせる為に、広島と長崎に原爆を投下したとアメリカ人は正当化している人も居る。
今回のウクライナ紛争も、昔の日本人のように、総玉砕覚悟でウクライナが領土を死守しようとすれば、ロシアに、戦争を終わらせる為に核を使用する口実を与えかえない。
そうなると、まさに歴史は繰り返されるである。
世界の人々は、先の大戦で何も学ばなかった事になってしまう。

ロシアが、核の使用をちらつかせると、西側諸国は非難するが、核保有国だったり、その傘に入ったりしてる国は、核の脅威をちらつかせて攻撃させないようにしているだけで、いざとなればロシアのように核使用をチラつかせ攻撃を避けるに違いない。
『目くそ鼻くそ』である。

核でなくても、中国が台湾海峡で軍事演習を実施すれば、米国や台湾は、それに勝る規模の演習を実施する。
まさに軍事脅威の見せ合い、張り合いである。
『俺はお前より強いぞ』とばかりである。

人類は、宇宙には自分たちの様な知的生命体いるかも知れないと探査したりしている。
私も、必ず知的生命体は居ると信じる一人である。
人類がそう思うように、宇宙の知的生命体も宇宙を探査しているはずである。
すでに天の川銀河の一角の太陽系の中の地球を、発見しているのかも知れない。

その知的生命体が、今の地球を見て
『この星には、生命体がいて、植物や動物など居るが知的生命は居ない。人間という動物は、自分たちは知的と思っているようだが、お互いに殺しあったりして知的とはとても言えない』
とレポートをまとめて、笑っているのかも知れない。

人間は、それぞれの国の国民でり、より良い国になる様に英知を使っている。
そろそろ、○○人的な考えから、人類としてまとまる時期が来ているのかも
宇宙の知的生命体に笑われない為に。