arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

ひとり言

春の足音が早足になって近づいている。
これでコロナさえなければ最高なのだがと思う。
でも、そんなにお気軽に春を待つことが出来ない人々も世界にはいる。
21世紀にもなって、相変わらず戦争が起きている。
ウクライナの人々の事を思うと、胸が痛む。

ロシア(プーチン大統領)にも問題が有るのだが、国際社会や、日本の対応は、これで良いのか?
昨日、私の家の近くの自衛隊小牧基地から、ヘルメットや防弾チョッキその他の救援物資がウクライナ支援の為、自衛隊機で飛び立った。

私ももうすぐ70になるが、それでも戦争を知らない世代である。
しかし、戦争の話はよく聞いた。
第2次世界大戦の終戦間際、日本は『一億総玉砕』を叫び抵抗を続けていたそうだ。
正に、狂気の沙汰である。
そんな経験がある日本が、紛争当事国に支援物資をおくり、ウクライナ頑張れと叫ぶ!
ロシアの要求に屈するなは、西側諸国の願望であり、その為にウクライナの人々の命が奪はれる。
それで、良いのか?
支援するからロシアに最後まで交戦して、ウクライナ人は総玉砕せよとでもいうのか。

ウクライナの指導者は、国際社会の支援に答えるために、ロシアとの安易な休戦交渉はしないと頑張っている。
回答は『右か左』しかないのか?
変なことでは、玉虫色の解決策を考えるのに?

ウクライナの人々の本音は『一刻も早い停戦』であると、私は思う。
国際社会も、その為には一旦ウクライナがロシアの休戦条件をのんで、その後の国際監視団派遣などの、模索も有ってよいのでは無いか。

ロシアのウクライナ武装,中立要求は、ウクライナの国土さえ保障されれば、そんなに悪くないと爺の私は思う。
体制の違う国の間に、非武装中立地帯が有るような物だ。
それでも西側諸国はぎりぎり迄、勢力を広げたいのか?
何ら、ロシアと変わらないでは無いか。

まずは、ウクライナの人々の命を守る事。
これが第一である。

国際社会、特に米国のメンツの為に、ウクライナの人々の命が失われてはいけない。
長いものには巻かれて、命を生き延びさせる。
命が有れば、又の機会があり、別の明日が作り出せる。
結論は二者択一だけでは無いと思っている。

年寄りのひとり言でした。