arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

妄想(内と外)

今朝は6時前に起きた。
いつもの通りと言いたいところだが 、最近はちょっとサボり気味で、朝寝することが多かった。
当然、ラジオ体操もサボっていたのだが、今朝は、久しぶりにラジオ体操に行った。
土曜日ということもあって、参加する人が随分と増えている。
ラジオ体操が終わると、 いつものウォーキングコースを1時間ほどかけて歩いた。
少し前までは、スロージョギングをしていたのだが、ここ数日気温が上がって、スロージョギングをすると大汗をかく、そこで最近は、少し早足でウォーキングをするようにしている。

自宅に帰ると、すでに時刻は8時前である。
いつものように、パンにスライスした玉ねぎとチーズを挟んで、その上に線キャベツを乗せて二つ折りにして食べる。
当然 、手を離すとパンが開いてしまうので、食べ始めたら、片手にコーヒーカップを持ち、食べ終わるまでいっきである。
胃が小さい私は、早食いをすると気分が悪くなるのだが、注意しててもつい早食いになってしまう。
案の定、今朝もしばらくすると気分が悪くなり、ベッドに寝込んでしまった。

少し寝ると、気分は回復してくるのだが 、それでも1時間近くかかる。
その間、ベッドの中でいつもの妄想を始める。
前回、宇宙の始まりについて書いたと思うが、今朝は、その続きみたいなものを妄想し、時間を潰した。
宇宙の始まりはビッグバンであると前回書いたのだが、その光景を頭の中で想像してみる。
空間の中にある、ひとつの点が、急激に膨張していく光景が、頭の中に浮かぶ。
そして、138億年の時間が過ぎ、現在に至る。
従って、遠い遠い宇宙の果てを見ると、そこが宇宙が始まった、遠い遠い昔の世界であると前回書いた。

待てよ、ここでちょっと考えてみると、最初に頭の中に浮かんだ光景の、急激に膨張していく、最初にあった一つの点。その内側に、私達の住む地球が誕生した。その為、視点がその点の内部に入ってしまった。
最初に頭の中で想像した、ビッグバン以前の、何もない空間は何だったんだろうか。
宇宙の果てと考えている世界は、ビッグバンと呼ばれる膨張が始まった点には違いないが、あくまでも最初の一点の内面にすぎない。
その外側には、最初に頭の中で考えた、何もない空間が広がっているはずである 、それは何であろうか?
宇宙の外側、つまり、外宇宙とでも呼ぶべきものなのかも知れない。

これも以前書いたが、ミクロの世界に話を変える。
私たちの体の中にいる、小さな小さな微生物やウィルスに知性があれば、彼らが考える宇宙は、私たちの体の中である。
彼らからすれば、私たちの体の体表面の内側を宇宙の果てと考える。 その外側に別の世界があることを知ることは至難のわざである。
同じことが、私たち人間が見ている宇宙にも、言えるのかもしれない。

そんなつまらないことを考えらながら、時間を潰し、体調も回復してきた。
食い過ぎて気分が悪くなったのに、昼が近づいた今、昼食は何かな〜なんて、又食べることを考えている。

つくづく食いしん坊である。
胃がん肝細胞癌、死にかけている人間とは、自分でも思えない。
癌なんて、悪友の一人にすぎない。
うまく付き合う事だ。
コロナと共存するより、はるかに簡単なのかも知れない。