arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

紅葉狩りの旅

信州へ2泊3日の旅をして、昨日帰宅した。
折からの紅葉時期で、紅葉見物が主目的で出かけた。
11月4日、久々の車中泊の旅で、忘れ物が無いように万全の準備をして出かけた。
目的地は、ネットの紅葉情報で今見ごろとなっていた長野県大町市の高瀬渓谷である。
以前は高速を使わず下道派であったが、歳も年、最近は楽ちんな高速を利用している。
下車予定の安曇野インターのひとつ前のサービスエリアで昼食をとり、目的地の高瀬渓谷には、13時前に着いた。
高瀬渓谷と言っても、ピンポイントの地点が有るわけではない。
高瀬川下流から大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムと言う3つのダムとダム湖一帯を高瀬渓谷と言っているようだ。
13時前に着いたのは、最も下流の大町ダムと龍神湖と呼ばれているダム湖である。
高速を降りてからフロントガラスに雨粒がポツポツとしていたのだが、大町ダムに着くころには、傘が必要なぐらいの雨になっていた。
万全な準備をしてきたつもりだったが、傘を忘れた。
妻の孝子はその辺抜かりが無い。
爺さんばあさんの相合傘も悪くない。
目的の紅葉の方は、あいにくの天候にも関係なく真っ盛りである。
どこを見ても鮮やかな赤や黄色の色合いである。
相合傘で楽しんでいる場合ではない、スマホでの写真撮影が先である。
これくらいの小雨、への河童である。
孝子の小さい折り畳み傘の下をはなれ、ダムの下流域や山肌、龍神湖方面など、様々な方向の紅葉を撮影。
天気が良ければ、龍神湖の湖面に紅葉の山肌が映り込み最高だろうなと思いながらスマホ撮影を続けた。
一通り紅葉を感応して、上流の七倉ダムへ向かう。
移動中の車中からの紅葉も、実に美しい。
今年の紅葉は、実にビューティフルである。
途中で関東方面から来たカップルと出会い、少しばかり紅葉談義をして、お互いカップルの写真を撮ってやったり、撮ってもらったりした。
途中に温泉宿などがあり、七倉ダムの横のトンネルを通過して少し行くと駐車場があり、山の中なのになぜかタクシーの列がある。
人の好さそうな運転手さんが、声をかけてきた。
「ここから高瀬ダムまでは乗用車は通行禁止でタクシーでしか行けません」
「それでタクシーこんなに並んでるんですね」
「今度の土日が過ぎるとここから先は冬季通行止めで今週が最後です」
よく話を聞くと、当然のことではあるが、高瀬ダムダム湖周辺はここより標高が高い。今行っても落葉しかないと、人の好い商売気のない運転手さんが親切に教えてくれた。
運転手さんお言葉にあまえて、ここで引き返すことにした。
次来るときは、もっと早い時期にきて、タクシーで高瀬ダムまで行ってみようと思いながら来た道を引き返す。
ここに限らず、旅先で情報不足で次回こそ、○○しようと思うのだが、次来るときは、すっかり忘れ同じミスをする。
決して歳のせいではない。若いころから同じミスの繰り返しである。

大町ダム下流紅葉
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龍神湖の紅葉
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七倉ダム下の紅葉

この日は、高瀬渓谷見学の後、北上して小谷村の道の駅小谷で車中泊
翌日は、早朝に道の駅小谷のうどんそばの屋台が開店。
早速、朝食代わりにそばを食べた。
車内で食べたそばの容器を、孝子が返却に行き、そば屋のおじさんから小谷村の絶景スポットの情報を仕入れてきた。
眺望の里というキャンプ場もあるところと言う事で、本日の最初の目的地決定である。
車のナビでは出なかったので、グーグルナビで出発。
車の離合も困難な細い道であったが、早朝の田舎、対向車も無く20分ほどで到着。
絶景である、70年の人生一二の景色、高所なので霜が降りて超寒いが、それにも勝る眺望である。
下には雲海、目の前に白馬岳がせまる。
またまた、スマホの写真が忙しい、ダウンジャケットを着こみ、撮影にぼっとうした。

眺望の里からの絶景(白馬岳方面)

この日は、この後、孝子がコスモスを見ようと佐久のコスモス街道まで足を延ばした。
だが、すでにコスモスの影も形もない、孝子がネットで見つけた情報だが、いつの情報を見たのやら?
コスモスはすでに終わっていたのだが、すぐ近くのはちみつの直売所で、安くはちみつが買えて、それなりに良しとしよう。
せっかくここまで来たら、ついでに白樺湖も行こう、と言う事で、次なる目的地は白樺湖
何度来ても白樺湖は良い。

白樺湖の風景

この日は、さらに南下して道の駅蔦木宿で車中泊
折角ここまで来たのなら、高遠城址公園の紅葉や箕輪のもみじ湖の紅葉も見ようとなり、11月6日はこの予定で行動。

高遠城址の紅葉
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もみじ湖の紅葉
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もみじ湖の紅葉(デジカメから)

もみじ湖で係員から箕輪の情報を仕入れて、すすめられた店で昼食やショッピングをして、帰路についた。
帰りの高速が大渋滞で、2時間近く遅れて帰宅、孝子は、高速料金払い戻せ、とカンカンであった。
色々あったが、久しぶりの車中泊の旅、大満足であった。