arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

分からん

私が生まれた長崎県では、良く分からないことを、
「よう、わからん」と言う。
私の、妄想癖は、良う分からん事を、調べもせずに、考え続ける事を楽しんでいるのかも知れない。
情報化時代の今日、ネットで検索すると簡単に解決することが多い。
でもね、簡単に答えが分かると、
「つまんない」と思わない?

私の好きな妄想は、大半が宇宙に関すること。
自分に全く関係のない事を、考える。夢みるように・・・
そして、馬鹿なことを考えてるなぁ〜と時々心のなかで笑ったりする。
『馬鹿の考え・・・』である。

前回、遠い遠い宇宙を見ることは、遠い遠い過去を見ること、と書いた。
今朝は、遠くを見ることは、過去を見ることならば、地球が誕生した40数億年前の地球が、なぜ40数億光年先の宇宙に見えないのか?
と全く馬鹿げた考えが浮かんで、妄想が始まった。

宇宙は膨張している。地球も誕生した時の位置から、外側へ移動しているはずである。
それならば、現在の地球から宇宙の誕生した方向の、どこかに過去の地球が見えるはずである。
でも、過去の地球が見えたと言う報告は何処にも存在しない。
という事は、宇宙の膨張とは、宇宙空間の膨張で、その空間に存在する地球を含む星々は、誕生した位置に固定しているのか?
勿論、太陽系の惑星である地球が、太陽の周りを回ったり、天の川銀河にある太陽系自体が、天の川銀河の渦の中を動いたりしているだろうが、その銀河の位置自体は定位置に収まっているのかも?

そう考えると、過去の地球が見えないのは当たり前のような気がする。
宇宙空間の中にあるものは、宇宙空間と一体になって動く、と言う私の考え自体が間違いだったのかも知れない。

地球に居ると、大気中のものは大気の流れに乗って動く、水中のものは水の流れにのる。
しかし、宇宙空間とは、そのエリアを構成する分子や原子すらない。
なんにも無いのだ。いくら膨張していようが、その何にも無いエリアが広がっていっているだけで、その中に存在する地球を含む星々は宇宙空間の膨張には無縁なのかも知れない。

宇宙誕生直後は、高温のため陽子や電子は纏まることが事ができないプラズマの世界で、光さえ直進できなかった。
その後、温度が下がり、陽子が電子を拘束し、原子の誕生すると、光が直進できるようになり、宇宙が晴れわたる。
その時初めて、宇宙の背景の暗闇が誕生。
したがって、宇宙の空間とは何にも無いのだ。

その誕生した原子たちが、長い年月をかけて色んな種類になり、原子と原子が結びついて分子となり、その分子が結びついて星間ガスや星になって、現在に至ったのだろう。

ま、専門家では無いので、私の知識からの想像で、多少の間違いはご勘弁願いた。

待てよ、ここでふと気づく。
宇宙空間は、膨張していても星々はその膨張の影響を受けず、誕生した位置に存在すると考えれば、過去の地球が見えないのは分かるが、大きな疑問が湧く。
地球から見た星々や銀河は、殆どが遠ざかっているのだ。
だからこそドップラー効果赤方偏移を利用して、遠い遠い宇宙の始まった地点まで、何光年であるか計算ができる。

やっぱり地球は宇宙の始まった地点から外側へ動いていることになる。
その動きは、広い広い宇宙空間の何処を起点とするかで変わる。
地球を起点に考えれば、地球は固定で宇宙の誕生した場所や、他の全ての星々が動いていることになる。

だから地球上の知的生命体である人間は、地球上からは過去の地球を見ることが出来ないのか。

「よう、わからん」
頭がパンクしそうである。
ま、バカはバカなりに考えて、ボケ防止の頭の体操にはなったかな。

明日は、久しぶりの仕事日である。6月は、運転免許証の更新講習や、コロナワクチンの摂取で忙しくなりそうだ。
自慢ではないが、運転免許証はゴールドではないので、1時間の講習を受けないといけない。
それが6月7日。

ワクチの摂取は、接種券がまだ来てないので、予約してないが、接種券は6月2日までに来る。
摂取の予約や、仕事の調整でちょっと大変になるかも知れない。
その合間に、この続きの妄想に耽ったりもする。

忙しくなっても、忙しいと思える健康な自分が居ることが、最高の幸せなのかも知れない。