arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

ラジオ体操

私は、早起きのほうである。
今朝は、5時45分に目覚めた。ここ数日寝つきが悪く、寝る前に眠剤を服用していた。
その影響なのか、今朝は頭が重い。そんな時は、二度寝にかぎるのだが、今朝はそうもいかない。
朝寝坊の孝子を叩き起こし、ラジオ体操に連れて行く約束をしている。
先週末、退院してから、私は早朝のウォーキングを続けている。まだ体調が万全で無いので、ウォーキングと言っても、朝のお散歩程度である。
そんな中、朝6時30分から近くの公園でラジオ体操をやっているのに気付いた。最初は退院翌日の、土曜日だったので、土日限定で行っているのかもと思っていたのだが、それから毎日、平日でも実施している。
そんな訳で、私は朝の散歩の途中に、この公園でラジオ体操をするのが、日課になりつつある。
現役の頃、会社の始業はラジオ体操からであった。慣れ親しんで居るつもりだったが、公園のラジオ体操は、第2もやる。
ラジオ体操第2は、遠い遠い昔にやった記憶はあるが、体はすっかり忘れてしまっている。
一日目より、二日目と少しづつ体も忘れていた動きを取り戻しつつある。第1よりリズミカルで、一寸だけハードな感じがするが、それが新鮮で気持ちが良い。

そんなラジオ体操の事を数日前に孝子に教えた。
「なんで早よう教えん」と孝子。
「やるんか?6時半からだぞ、起きれん起きれん」
「私だって、やる時はやるよ」
「ほ~」と孝子の朝寝と何十年と付き合ってきた私は、鼻で返事していた。
昨夜、晩酌の焼酎が何時もより一杯多かった孝子が、
「ラジオ体操何で起こさん」と絡んできた
「6時と言えば夜中だぞ、起きるんか」
「おまはん、馬鹿にしとんか!私だってやる時はやるんじゃ」とお冠「明日起こせよ」
こんな時は、変に反抗せず。
「はい、はい」
「はいは、一回でよい」と言いながら孝子の首がこくりと前に。
酔っぱらいは適当にあしらって、先に床に就いた私。

そんな訳で今朝は孝子を起こさないといけない。普通だと、アンだけ言うなら自分で目覚ましでもセットして起きるのが当然だが、そんな事をするタマではない。
私の洗面が終わり、ちょうど6時
「時間だよ」と夏場はドアを開けっ放しの孝子の部屋を覗く
大の字で寝てると思っていた孝子が、な・なんと、起き上がっている。やっぱりやる時はやる。感心!
「おはよう」と昨夜とは打って変わって機嫌が良い。

二人で、公園に行き、6時30分からのラジオ体操をし、朝の寝ぼけた体に喝を入れた。その後、何時もなら1時間位歩くのだが、今日は孝子は、市の主催する生涯学習の講座がある。
8時過ぎには出かけるとの事で、ウォーキングは30分で切り上げた。
「歩かなくても毎朝ラジオ体操に参加ると良いよ」と私が提案すると
「私も、それで早起きになれるかな」と妙にまともな返事が孝子から帰って来た。

ちゃらんぽらんなようで、根は真面目な孝子である。
堅物過ぎて『取り扱い注意』のラベルを背中に貼りたいこともあるが?
良い所も、てんこ盛りの孝子である。(この一行は重要な意味が有る)