arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

のんびり

28日に大腸カメラの検査が終了し、異常なしであった。
これで、肝細胞癌の手術前の検査はすべて終了した。手術に支障が有る異常は特になく、後は外科へ再入院して、手術を待つだけだ。
9月4日に外科の担当医から入院及び手術の説明と歯科口腔外科の診察が有り、9月7日入院、翌日の8日肝臓の手術予定だ。
通院検査の日々が続いたが、暫くはのんびりできる。

内科を退院してから、自宅では10月からの仕事復帰に向けて、10月の仕事のスケジュールを作成したり、9月に予定していた仕事の代務を他の人に依頼したりと、結構忙しかった。
よく、肝臓は沈黙の臓器と言われるが、私の場合も例外では無い。肝細胞癌でも普段は痛くもかゆくもない、だから仕事も普段通りこなすことが出来る。
全く健康な人だと、発見が遅れて手遅れ、なんて事になるのも、納得である。
幸か不幸か、私の場合色んな持病があり、病院とお友達であったので、今回の肝細胞癌、数何前の胃癌とも、早期発見で有った。
これだけ病気持ちだと少々な事ではビクともしなくなった。
元来暢気者なのだが、特に病気の治療に対しては、機械の修理程度にしか思っていない。
自分が技術者であるので、故障すれば修理で治す、それが当たり前の感覚になっている。
今回も、何の問題もなく修理完了となると思っていたので、実は9月から仕事復帰予定で9月の業務スケジュールも決定していた。
ところが、今回は内科の治療で、完全に修理完了までいかず。外科手術が追加になった。ちょっと前に流行った『想定外』である。
その為、一旦退院して、貴重は自宅での時間を、仕事のスケジュール調整に費やすこととなった。
それも終了して、つかの間ののんびりした日々になった。

昨日の朝は、久しぶりにウォーキングをした。
手術前に無理も出来ないが、体力は付けておく必要がある。何時もだと1時間近く歩くのだが、久しぶりの運動だったので、30分弱軽く流した程度であった。
連日の猛暑日が続いているので、涼しいうちにと思い、朝6時前に自宅を出た。日曜日であるので、その時間でもかなりの人が歩いていた。
歩き終わりに近くのコンビニに立ち寄り、朝食用の食パンを購入し、自宅へ戻った。

自宅で、お決まりの朝食を作って食べて、食後のコヒータイム中
「おはよう、早いね」との声、孝子のお目覚めである。
「おはよう」と私も返事をかえす。私がすでに食後のコヒーを飲んでいたので
「何食べた」と孝子が聞いてきた。
「いつも通りパンだよ」
「食パン切れてたのに、買いに行った」
「ちょっと歩いてきたから、ついでに買ってきた」
そんな何時もと変わらない会話で、日曜の朝が始まった。

何の変哲もない毎日、退屈だとも思うが、何の変化もないこんな日々が続くことは、幸せなのかも知れにない。