arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

異状なし

久しぶりのブログである。
先週は一日おきに仕事が有り、日曜日も仕事が有った。
今週に入っても、日曜月曜と仕事であった、年寄りにとっては大忙しである。
いきなりステーキではないが、いきなりブログをサボっていた言い訳から書き出した。
只の怠けモノである。

怠けていて、先週木曜日の病院の診察時、説明を受けた血液検査と造影剤CTの検査結果を書いていなかった。
結論は『異状なし』であった。
CT画像で肝臓の一部に色の濃さが違う箇所が有ったが、先生から
「血液検査に異常が無いので、癌ではなく前回の切除手術の影響だと思います。これ以上大きくならないか経過観察していきましょう」
と説明が有り、一安心である。
次の検査は3か月後の3月の始めである。

言い訳した通り、検査結果発表の翌日も仕事で、いつの間にか癌の事は忘れて仕事モードに戻っていた。
仕事は、今月は私にとって新規の客先が多く、事前の下調べ等、気を遣う事が多い。
私にとってと書いたが、以前からの客先で、前任の担当者が引退した為、私が引き継いだ客先なので私にとっては新規である。
私の仕事仲間は、現役を引退した高齢者が大半である。
私も例外ではないが、何時仕事が出来なくなるか分からない。
普通なら、仕事の引継ぎが行われるのだが、前任者が急病で復帰出来なくなり、従って引継ぎも出来なかった。
そんな訳で、前任者が残している客先の情報や、報告書を事前に勉強して客先を訪問している。

と、こんな具合に仕事モードに直ぐに入ってしまう私だが、私と同じ肝細胞癌小松政夫さんが亡くなった。
私たちの年代には小松の親分さんと言う方が良いかも知れないが、謹んでお悔やみ申し上げたい。
ニュースが出た当初、孝子が
「何時からガンだったんだろう」と聞くので、
「さあねぇ」と気のない返事を返した。
私は今年の3月頃に肝細胞癌とわかり、これから何年も癌細胞とお付き合いしていく覚悟をし、孝子にも
「癌が見つかったら叩いて行く、モグラ叩きと一緒」と説明して、少し安心させていた。
肝細胞癌は、頻繁に再発するが、その都度対応して何年も健在な人もいる。
私自身、生存率は高くなくてもゼロでは無いという事は、克服した人も居るという事、私はその少数派になろうと決めている。

小松の親分さんの死去のニュースの詳細が分かってくると、孝子が無口になった。
癌が見つかってから僅か一年で無くなっているからだ。
孝子には少しショックが大きかったのだろう。普段私は
「癌もコロナと一緒、共存していくだけ」と気楽なことを言っている。
孝子にとっては、
「話が違うじゃない、死ぬ人もいる」と心で叫んでい居るのかも
小松の親分さんは癌の発見が遅かったんだろうと私は思っている。
私の場合、病院とお友達だったおかげで早期発見である。(癌とお友達になる必要は無かったのだが)
私は『はやぶさ2』が次の目標の小惑星につく10年後のニュースを聞くのを楽しみにしているが、気落ちしている孝子、暫くそっとしておいてやろうと思う。

私の部屋に先週ガスファンヒータを置いたのだが、一昨日の朝孝子が
「部屋の窓、結露してない」と聞くので
「温度設定を低くして使っているから大丈夫」と答えると
「おまはんアホか、結露は外との温度差や、部屋の温度に関係あるか」
なるほど正論である。
本調子の孝子に戻っている。安心、安心

このガスファンヒータ、リビング用だったのだが、ここ何年かエアコンばかりで、使用頻度が低かった。
私の部屋で使うには暖房能力が大きすぎるのだが、私の部屋用の電気ヒーターが電気をくう。
私と同じ食いしん坊なのかも知れないが、電気をくわれては、金が掛かる。
そこで、無理を承知で私の部屋にガスファンヒータを持ってきた。

案の定、部屋は直ぐに温まるが、ムウとして息苦しくなる。
そこで、部屋のドアを開けて使っていた。
今朝、ガスファンヒータをよく見ると『エコ』と書いたボタンが有る。
エコと言う事は、ひょっとして能力をセーブしてくれる?
試しに押してみると、これが実に良い、私の部屋のドアを閉めて丁度良い暖房をしてくれる。
自分の部屋が快適温度になり、今朝は久しぶりに机のパソコンでこのブログを打っている。
自分の部屋の暖房テストの為に、ブログを書いているようなものだ。