arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

妄想 コロナ対策

数日前、小池都知事が、コロナ関係の記者会見で記者の
東京オリンピックで、人出の増加につながった影のでは?」
と言う質問に
「オリンピックが始まって、競技をお家のテレビで観戦する人が多くなり、反対にステェイホームに貢献しています。良く調べて下さい。」
と開き直っていた。
私に言わせると、それは一方向から見方で、スポーツ好きで、オリンピック好きの人でも、すべての競技に関心を持っている人はそう多くはないと思う。
テレビ番組が、オリンピック関連に占拠され、楽しみにしていた番組をみられなくなった人も居るかもしれない。
皆がみな『ニッポンがんばれ』の思い一丸となっていた時代とは少し違って来ている。
特に若い人は、テレビがつまらなくなって、外出しているかもしれない。
これも、少数かもしれないが、そんな考え方もあるのだ。

そんなことを考えていると、私得意の妄想の世界に入り込んでしまった。
その世界では、私が総理大臣になっている。
小池都知事の開き直り発言に
都知事、それは良い発言ですね、参考にさせていただきます」
と一言。
私の頭の中で、コロナ対策が出来上がりつつあった。
都知事の発言の通り、テレビの力は甚大だ。上手く利用すれば、人々の外出を相当抑えられる。
膨大なコロナ対策費を考えると、テレビ放映をまだ出来ない新作映画等を相応の金額を保証して、テレビで流す。
人気歌手のテレビライブを実施する等、専門家の意見も聞いて、特に若い人をテレビに釘付けにする番組を企画し放映すれば街の人では激減するはず、関連業界にそれなりの補償金支払っても、それで、コロナ対策がうまく行けば安いもの、何て妄想の世界の総理大臣は、素人考えにふけっている。

現実の世界でも、コロナ対策のどれが正解か、今は誰にもわからない。
ただベストは分からなくても、少しでもベターな策を模索している。
正解は、何年か先のコロナが去った未来にしかわからない。

人々は、どうすべきか判断できない時、引っ張ってくれる指導者を待っている。
例えベストでなくても、確信を持って人々を引っ張っていける指導者。
カリスマ性がある指導者。

現実世界の総理大臣は、そんな指導者に成りうるだろうか?

妄想の世界の総理大臣の年寄りの戯言。
ご勘弁あれ!!