arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

胃カメラ

今日は胃カメラ検査の日であった。
12時20分ごろ病院の検査が終わり帰宅した。
昨日の夜9時から何も食べていなかったので、空腹だったのだが、胃カメラが胃の中を動きまわったので、まだ違和感が残っている。
食卓には昼食の小鉢類がすでに並んでいた。
普通なら食卓に真っ先に座り、孝子を急かせるのだが、今日は大人しく荷物の片づけから始めた。
病院の次の検査、28日の大腸カメラの為の、検査食や下剤、腸の洗浄液などを胃カメラ後に頂いていた。病院の帰りに孝子から買い物も頼まれていたので、荷物が多い。
孝子から頼まれていた買い物は、食パンで有ったが、買い物に立ち寄るついでに、私用のニベアのフェースクリームや歯磨き後に使用するモンダミンプレミアムのノンアルコールタイプも購入したので、少し重くなった。

食パンは、私の朝食専用で明日の分まで有ったのだが、普段朝食を摂らない孝子が、今朝に限って朝食を摂った。
孝子は、ウインナーや野菜類、豪華な時はゆで卵をコッペパンに挟んでホットドッグ風にして食べる。その為、孝子専用の真ん中に縦割りの裂け目があるコッペパンが有ったのだが、パンをレンジで少し温めようとして、ミス パンは発火寸前の黒焦げに、
「ちょっと失敗したから食パンもらうね」
「今日、朝飯食べるのか」
「うん、食パンなくなるから病院帰りに買って来て」
「人が検査で食べられないという時に限って目の前で食べるのか」と嫌味を言ったが、孝子に聞こえたかどうか?
孝子は都合がいい事しか聞こえない特殊な耳の持ち主なのだ。
病院の帰りにパンを買うには、自宅近くのドラッグストアーに限る。私のニベアも切れかかてるし、あそこのモンダミンには、おまけの250mLの小さなボトルが付いている。
外科手術入院の時持っていくのにちょうど良いサイズだ。
そんな思いもあり買い物をあっさり引き受けた。
「買ってくるけど、あそこのポイントカード貸して」
「これよ、ポイントで買っても良いよ」
「食パン以外に自分のモノも買うけど?」
「そんなら自分のペイペイで払って」
ケチな孝子、想定内の返事であった。ペイペイの残高チャージして病院へ出発した。

病院はコロナ対策が日々進化して、つい先日までは、係の人が入口で体温チェックしていたが、今朝はサーモカメラになっていた。
胃カメラ内視鏡室内に4カ所ぐらいの検査ブースがあり、あまり待たずに検査できたが、今回は内視鏡室に一人しか入室させず、検査ブースも一か所使用のみで、1時間位待たされた。
待った割には検査は10分ぐらいで終了。
以前の胃がんの手術跡や一か所あるポリプなどの画像説明を受け、異常なしであった。

会計終了後、次の大腸カメラの説明と、事前準備品が渡された。
前回は検査当日の朝、病院の検査準備室のような所に、検査予定者が集まり、検査液を大量に飲まされて、トイレに駆け込む事、数回。看護師が便のチェックをし、腸が綺麗になったのを確認。合格すればやっと大腸カメラであった。
検査準備室内のトイレがすべて使用中だと、おしりを押さえて最寄りのトイレへ。てんてこ舞いした苦い思い出がある。
今回は、コロナ対策で、すべて自宅で準備し、検査時間前に病院に行き、最終の便のチェックをうけて、大腸カメラとなるそうだ。
万歳である。検査前の醜態をさらさなくて済む。
この歳に成ると、おしりの穴を見られることに、何の羞恥心もない。
これが老けたと言う事かもしれない。
若いころ痔の手術を受ける事になり、手術は上向きか?うつ伏せか?悩んだことが嘘のようである。