arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

最悪の週

今月は、私が前回の入院してから3ヶ月経つ、経過観察の為の検査月である。先週造影剤CT検査や血液検査のための採血を行った。今週は、検査結果説明を兼ねた診察が有った。

前回の肝細胞ガンの内科的治療と約3年前の、胃ガンの外科手術、この2つが、現在の検査対象なので、診察も消化器内科と外科の両方がある。

一昨日(9日)内科の診察があり、昨日は外科であった。

何時もの事だが、昨日の朝も私が早起きし、燃えるごみとプラごみのごみ出しをした。

燃えるごみが少なかったので、出す前に

「燃えるごみ少ないけど、出す?」と爆睡中の孝子に声をかけた。眠そうにやっと眼を開けた孝子は、

「梅雨時は生ゴムが直ぐ匂うから出しといて」と言い終わった瞬間には、次の爆睡モードに入っていた。

朝ドラもコロナの影響で再放送中の今は、孝子にとって、目覚めの時間は決まっていない。

8時半過ぎて

「おはよう」と歯磨き中の私の背中越しに、孝子の声がした。

お目覚めである。その声には、何時もの元気が感じられない。

原因は、私である。一昨日内科の診察があり、検査結果が説明された。

肝細胞ガンの再発が2ヶ所有った。
テレビドラマでは、本人へのガン宣告は重大問題で、そこがお話のクライマックスになったりするが、あれは嘘である。

私は、膀胱ガンに始まり、胃ガン、肝細胞ガンと3度ガン宣告されたが、担当医は検査画像を見せて、あっさりと

「悪性腫瘍ですね」とガン宣告

今回でガン宣告4回目、慣れっこである。

問題は、孝子への報告である、いつもは

「おまはん、しばいたろか」なんて、威勢が良い孝子だが、そのわりに気が弱い。

私のガンなのに、孝子にガン宣告する家族のように辛くなる。

一昨日、私が検査結果の報告をしてから口数の多い孝子が無口になった。

夜もあまり寝付けなかったようで、今朝の目覚めもスッキリしないようである。

昨日の外科の診察は、胃ガンの術後の経過も順調で問題なかった。

昨日病院から帰宅して昼食、昼食後すぐに宅急便がプリンターを配達してきた。実は三日前、プリンターが突然故障、修理代払う位なら一寸プラスすると、新品が買える。それで、買い換えることにした。

その新しいプリンターのセットアップやパソコン、タブレットスマホへのドライバ設定で昨日は夜遅くまでかかった。

先週は、シャープのマスクが2回当たる等、絶好調であったが、今週は、プリンターは壊れるし、ガンは再発するし、最悪であった。

人生山あり谷ありである。次は山の順番、ロト当たらないかなぁ~なんて?何て思いながら昨夜は夢の世界へ。

今朝ロト7の結果を確認、やっぱりハズレ、人生それほど甘くない。

あ、肝心なこと書き忘れてた。私のがん治療のための入院は8月中旬の予定、すでに決めていた8月の仕事予定を組み直して、先ほど会社へメールしたところである。

世間ではコロナとの共存が模索されているが、私は以前からガンと共存中である。