arakabu-kamenoteのブログ

あちこちガタがきだしたオヤジの日々の記録です。

あさいちYOGA

「アンタもやりない」
「はい、はい」と生返事
NHKの朝ドラのあと、「あさいち」が始まり、今日はヨガの話題、真剣にテレビと向き合いポーズをきめている孝子。
そんな孝子を見て、何となく不格好だと内心思いながらボーとしている私。

今日は仕事の日なのだが、11時過ぎてから出発すればよい。朝食後時間を持て余していた私は、生返事をした手前チョットだけ孝子に付き合う羽目になった。
いい加減手を抜いてやっていたのだが、普段の運動不足がたたり、体のあちこちが悲鳴を上げている。
勿論、体のあちこちに口が有るわけが無いので、その悲鳴は聞こえない。

一通りヨガが終わり、やれやれと思って居ると、番組のキャスターが
「時間が無いい人の為の、次は1分ヨガです」
何時になったら解放される、生返事の代償は大きい。

生理現象を模様した振りをして、トイレに避難。トイレも避難所ではなく、あくまでも緊急避難場所、そう長くは居れない。番組の進行状況に聞き耳を立て、料理のコーナーに変わったのを確認して、トイレから出る。

「あさいち」が終わると孝子は私の弁当の準備を始めた。中途半端な出勤時間であるので、車で移動中に簡単に食べられるように、おにぎきりを注文している。
孝子は土鍋で少量のコメを炊き、おにぎりを握ってくれた。

私が出勤するのを待って、孝子は買い物に出るとの事、自分もおにぎりを握り、直ぐに口に入れる。
「空腹で買い物行くと食べ物見て直ぐに何でも買ってしまうから、何か腹に入れとかないと」と言った。

正論である、自分の食いしん坊を十分に自覚している。食べ物を見たら条件反射的によだれが出てくるタイプの人間である。
私はそれに輪をかけた食いしん坊であったのだが、食いたいと言う欲望は有っても食べられなくなった。胃ガンで胃の半分を切除したからだ、それでも懲りずに食べ過ぎて地獄の苦しみをあじあう事がしばしばである。
地獄に行った事ないから、地獄の苦しみかどうか、眉唾だが?